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バナナの離乳食はいつから始めてよいか

確認日:2026年10月31日|ちんあなご編集部

国の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」は、離乳の開始を生後5〜6か月頃としています。離乳の開始とは、なめらかにすりつぶした状態の食物を初めて与えたときをいいます。

バナナを何か月から与えるかは、このガイドに書かれていません。ガイドの進め方の順と、野菜・果物の量の目安を、下にまとめました。

ガイドが示す進め方の順

ガイドは、離乳の開始はおかゆ(米)から1さじずつ始め、慣れたらじゃがいもや人参などの野菜、果物、さらに慣れたら豆腐や白身魚、卵黄などの種類を増やすと書いています。新しい食品を始めるときは、離乳食用のスプーンで1さじずつ、子どもの様子を見ながら増やします。バナナは、果物の1つとして、この流れのなかで考えることになります。

時期月齢の目安調理の形態野菜・果物の量(1回あたり)
離乳初期生後5〜6か月頃なめらかにすりつぶした状態すりつぶした野菜等も試してみる
離乳中期生後7〜8か月頃舌でつぶせる固さ20〜30g
離乳後期生後9〜11か月頃歯ぐきでつぶせる固さ30〜40g
離乳完了期生後12〜18か月頃歯ぐきで噛める固さ40〜50g

ガイドは、これらの月齢や量はあくまで目安で、子どもの食欲や成長・発達の状況に応じて調整するものだと明記しています。

果汁と蜂蜜の注意

ガイドは、離乳の開始前に果汁やイオン飲料を与えることに、栄養学的な意義は認められていないと書いています。蜂蜜は乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため、1歳を過ぎるまで与えないとされています。バナナと蜂蜜を合わせたメニューは、1歳になるまでは避けてください。

アレルギーが心配なとき

バナナは、消費者庁のアレルギー表示では、表示が推奨されている品目(特定原材料に準ずるもの)に入っています(バナナのアレルギー)。ガイドは、食物アレルギーの発症を心配して離乳の開始や特定の食物を始める時期を遅らせても、予防効果があるという科学的根拠はないとして、生後5〜6か月頃から離乳を始めることを勧めています。

そのうえで、食物アレルギーが疑われる症状が出た場合は、自己判断で対応せず、必ず医師の診断に基づいて進めるとされています。

生で与えるか、加熱するか

バナナをそのまま与えるか、加熱するかは、ガイドにバナナの個別の記載がないので、この面では決められません。月齢と食べさせ方は、かかりつけの小児科や、市区町村の保健センター(離乳食の相談)で確認してください。1本あたりの栄養の数字はカロリーと糖質・栄養と成分にあります。

よくある聞き方と答え

母乳やミルクは減らしますか。
ガイドは、離乳初期は、離乳食を1日1回1さじずつ始め、母乳や育児用ミルクは飲みたいだけ与えると書いています。中期・後期でも、母乳・ミルクは子どもの欲するままに、1日の回数の目安が示されています。
食べない日があります。
ガイドは、月齢や量は「あくまでも目安」で、子どもの食欲や成長・発達の状況に応じて調整するものだと書いています。進め方に不安があるときは、保健センターや小児科に相談してください。

出典(2026年10月31日確認)

  1. 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」(離乳の開始・進め方の目安・食物アレルギーの予防の各項)
  2. 消費者庁「アレルギー表示について」(特定原材料等の一覧・令和8年4月時点)
  3. 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」食品成分データベース「バナナ 生」(食品番号07107)

数字は上の資料から写し、計算したものは本文に「計算」「目安」と書いています。資料の記載が変わったときは、確認日とあわせて書き直します。