バナナとほかの果物の栄養を並べた表
100gあたりのエネルギーとカリウムは、この表の生の果物のなかで、バナナがいちばん高い値です。93kcalと360mgで、次に高いのは、エネルギーがかき63kcal、カリウムがキウイフルーツ300mgです。
食物繊維は、キウイフルーツ2.6gがバナナ1.1gを上回ります。
10品の比べ表(可食部100gあたり)
| 食品 | エネルギー | 炭水化物 | 食物繊維 | カリウム | 廃棄率 |
|---|---|---|---|---|---|
| バナナ(生) | 93kcal | 22.5g | 1.1g | 360mg | 40% |
| りんご(皮なし・生) | 53kcal | 15.5g | 1.4g | 120mg | 15% |
| うんしゅうみかん(じょうのう・早生・生) | 49kcal | 11.9g | 0.7g | 130mg | 20% |
| キウイフルーツ(緑肉種・生) | 51kcal | 13.4g | 2.6g | 300mg | 15% |
| いちご(生) | 31kcal | 8.5g | 1.4g | 170mg | 2% |
| パインアップル(生) | 54kcal | 13.7g | 1.2g | 150mg | 45% |
| ぶどう(皮なし・生) | 58kcal | 15.7g | 0.5g | 130mg | 15% |
| すいか(赤肉種・生) | 41kcal | 9.5g | 0.3g | 120mg | 40% |
| かき(甘がき・生) | 63kcal | 15.9g | 1.6g | 170mg | 9% |
| バナナ(乾) | 314kcal | 78.5g | 7g | 1300mg | 0% |
数字は日本食品標準成分表(八訂)増補2023年から、食べられる部分100gあたりで写しました。
読み方のコツ:廃棄率を見る
表の数字は皮・種・芯などを除いた部分です。バナナの廃棄率は40%、パインアップルは45%、すいかは40%、いちごは2%です。同じ100gを「買った重さ」で比べると、廃棄の多い果物は食べられる量が少なくなります。買った重さから食べられる量を知るには、「買った重さ × (100 − 廃棄率) ÷ 100」です。
100gで並べる意味と限界
食事バランスガイドは、果物1つ分の基準を約100gとしています。そのため「100gあたり」の表は、1つ分の栄養の比べ表としても使えます。ただし、1個や1本の大きさは果物ごとに違い、実際に何g食べるかで差は変わります。バナナの数字の1本分への直し方はカロリーと糖質、カリウムはカリウムの量にあります。
表から言えないこと
この表だけで「どの果物が体によい」とは決められません。ビタミン・ポリフェノール・水分・価格・好みなど、見ていない軸が多いからです。果物の目標は種類を問わず1日200g(1日に何本まで食べてよいか)で、種類を替えて食べることを国は妨げていません。
よくある聞き方と答え
- りんごを皮ごと食べる場合は。
- 成分表の「りんご 皮つき 生」は、廃棄率8%、エネルギー56kcal、食物繊維1.9g、カリウム120mgです。表の「皮なし」(53kcal・食物繊維1.4g)より、食物繊維の数字が大きくなります。
- この表は、1個や1本の大きさをそろえて比べていますか。
- そろえていません。すべて可食部100gあたりです。1個・1本の重さは、果物ごと、個体ごとに違うので、1本あたりの比較は、量った重さで計算してください(バナナはカロリーと糖質)。
出典(2026年10月31日確認)
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」食品成分データベース「バナナ 生」(食品番号07107)
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」食品成分データベース「バナナ 乾」(食品番号07108)
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」食品成分データベース(りんご07148・りんご皮つき07176・うんしゅうみかん07026・キウイフルーツ07054・いちご07012・パインアップル07097・ぶどう07116・すいか07077・かき07049)
数字は上の資料から写し、計算したものは本文に「計算」「目安」と書いています。資料の記載が変わったときは、確認日とあわせて書き直します。