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ドライバナナのカロリーと栄養

確認日:2026年10月31日|ちんあなご編集部

成分表の「バナナ 乾」は、100gで314kcal、炭水化物78.5g、食物繊維7g、カリウム1300mgです。生のバナナ(93kcal)の約3.4倍です。

ドライバナナ約30gで、エネルギーは約94kcal。生の可食部100gに近い量です。

薄く輪切りにして乾燥させたバナナのチップが山になっている
薄く切って乾燥させたバナナ。
写真:Fumikas Sagisavas/Wikimedia Commons(CC0)

生と乾燥の数字を並べる

項目(100gあたり)生乾
エネルギー93kcal314kcal
水分75.4g14.3g
たんぱく質1.1g3.8g
炭水化物22.5g78.5g
食物繊維総量1.1g7g
カリウム360mg1300mg
マグネシウム32mg92mg

そのほかの項目(100gあたり)

成分乾生
カルシウム26mg6mg
リン84mg27mg
鉄1.1mg0.3mg
ナトリウム1mgTr(微量)
脂質0.4g0.2g

カロリーの計算はカロリーと糖質にあります。ここでの数字は、すべて可食部100gあたりです。乾燥品は廃棄率が0%で、袋の中身がそのまま食べる部分になります。

なぜ数字が大きくなるか

乾燥すると水分が75.4gから14.3gまで減り、同じ100gに詰まる固形分が増えます。だから、同じ重さで比べると、エネルギーも炭水化物もカリウムも生より大きくなります。「乾燥のほうが栄養がある」のではなく、「水分を除いた分だけ濃い」ということです。

量の目安を30gで見る

食べる量(乾)エネルギーカリウム食物繊維
20g約63kcal約260mg約1.4g
30g約94kcal約390mg約2.1g
50g約157kcal約650mg約3.5g

生は噛む量が多く、乾燥は少量で数字が大きくなります。つまみ食いが続くと量を数えにくいので、袋から出して食べる分を決めると数えやすくなります。

同じエネルギーの生のバナナに直すと(計算)

乾(食べる量)エネルギー同じエネルギーの生(可食部)中サイズの本数に直すと
20g約63kcal約68g約0.8本
30g約94kcal約101g約1.1本
50g約157kcal約169g約1.9本
100g約314kcal約338g約3.8本

水分を除いた固形分は、生が100gあたり約24.6g、乾が約85.7gです。だから、乾燥品は、同じ重さで生の3倍以上のエネルギーになります。数字の差は水分の差で、栄養が増えたのではありません。

市販品は袋の表示を見る

成分表の「バナナ 乾」は一般的な値です。砂糖や油を加えた商品、ほかの果物と混ぜた商品は数字が違います。買った商品の栄養成分表示と原材料名を見てください。腎臓の病気でカリウムの制限がある人は、乾燥品は少量でも多くなる点を、主治医に伝えて相談してください(カリウムの量)。

よくある聞き方と答え

糖質はどれくらいですか。
炭水化物78.5gから食物繊維7gを引くと、100gで約71.5gです。成分表の「差引き法による利用可能炭水化物」は70.5gです。数え方で少し違います。
離乳食に使えますか。
国の離乳のガイドに、ドライバナナの記載はありません。離乳食は、進め方の時期ごとに調理形態(固さ)の目安が決まっています(離乳食)。使えるかどうかは、かかりつけの小児科や保健センターで聞いてください。

出典(2026年10月31日確認)

  1. 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」食品成分データベース「バナナ 乾」(食品番号07108)
  2. 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」食品成分データベース「バナナ 生」(食品番号07107)

数字は上の資料から写し、計算したものは本文に「計算」「目安」と書いています。資料の記載が変わったときは、確認日とあわせて書き直します。