バナナの値段と、家庭での買う量
総務省の家計調査(2024年)で、バナナの平均価格は100gあたり33.58円です。1kgで約336円、皮つき150gの1本なら約50円の計算です。
二人以上の世帯の1世帯あたり、年間18,177g(約18.2kg)を買い、支出は6,105円でした。

写真:Obsidian Soul/Wikimedia Commons(CC0)
果物の平均価格(2024年・二人以上の世帯・全国)
| 品目 | 平均価格(100gあたり) | 年間の購入量(1世帯) | 年間の支出(1世帯) |
|---|---|---|---|
| バナナ | 33.58円 | 18,177g | 6,105円 |
| りんご | 60.46円 | 7,918g | 4,788円 |
| みかん | 61.91円 | 7,352g | 4,551円 |
| オレンジ | 61.79円 | 821g | 507円 |
| すいか | 53.87円 | 2,692g | 1,450円 |
| メロン | 73.45円 | 1,289g | 947円 |
| キウイフルーツ | 99円 | 2,376g | 2,352円 |
| いちご | 179.27円 | 1,951g | 3,498円 |
| ぶどう | 183.91円 | 1,960g | 3,604円 |
価格は、買った重さ(皮・種を含む)あたりです。バナナは廃棄率が40%なので、食べられる部分の100gあたりに直すと約56円になります。
読み取れること
バナナの平均価格は、りんご(60.46円)やみかん(61.91円)の5割台で、表の果物のなかでいちばん安い値です。年間の購入量は18,177gで、生鮮果物の購入量60,688gの約30%を占めます。購入頻度は100世帯あたり3,050回で、表の品目では最も多い回数です。
世帯全体の購入量を365日で割ると、1日あたり約50gです。これは世帯あたりの平均で、1人の量ではありません。1人の食べる量の目安は1日に何本まで食べてよいかにあります。
1本あたりの値段(計算)
| 皮つきの重さ(仮置き) | 値段の目安 |
|---|---|
| 120g | 約40円 |
| 150g | 約50円 |
| 180g | 約60円 |
平均価格に皮つきの重さを掛けた計算です。1世帯の購入頻度は100世帯あたり3,050回なので、1世帯あたり年30.5回、約12日に1回の購入になります。年間の支出は、表の果物のなかで、バナナ(6,105円)が最も多く、次がりんご(4,788円)です。
値段と輸入の関係
国内で食べるバナナの大半は輸入で、フィリピン産が約8割です(産地と輸入量)。値段がこの数字になっている理由を分析した資料は確かめられなかったので、理由は断言しません。
この数字の使い方と限界
家計調査は、調査した世帯の平均です。店・季節・産地・銘柄による値段の違いは、この平均に含まれています。「この店はこの価格だから高い・安い」の判断ではなく、全国の平均の目安として使ってください。
よくある聞き方と答え
- 「二人以上の世帯」とは何ですか。
- 家計調査の区分で、単身世帯とは別に集計されています。この面の数字は、二人以上の世帯の全国平均です。単身世帯の数字は、別の表にあります。
- 100gあたりは、皮つきですか。
- 買った重さあたりの平均価格で、皮つきの重さです。皮を除いた可食部あたりの価格は、成分表の廃棄率(40%)で割った計算値です。
出典(2026年10月31日確認)
- 総務省統計局『家計調査 家計収支編』2024年 第4-1表「都市階級・地方・都道府県庁所在市別 1世帯当たり支出金額,購入数量及び平均価格」二人以上の世帯・全国
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」食品成分データベース「バナナ 生」(食品番号07107)
数字は上の資料から写し、計算したものは本文に「計算」「目安」と書いています。資料の記載が変わったときは、確認日とあわせて書き直します。