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バナナの皮は食べられるか

確認日:2026年10月31日|ちんあなご編集部

日本食品標準成分表は、バナナの皮を「廃棄する部分」として扱い、廃棄率を40%としています。皮の成分の数字は載っていません。

通常のバナナの皮を食べることを案内した国の資料は、確認した範囲では見つかりませんでした。皮ごと食べる前提で売られている商品は、その商品の表示と売り手の案内に従ってください。

皮つきのまま切ったバナナの断面。外側の皮と内側の白い果肉が分かる
皮つきのまま切ったバナナ(2本がくっついて育ったもの)の断面。外側の皮と内側の果肉が分かる。
写真:Basile Morin/Wikimedia Commons(CC BY 4.0)

廃棄率40%の意味

廃棄率40%は、皮つきの重さの40%が皮などの捨てる部分で、残り60%が食べられる部分という意味です。皮つき100gなら、食べられる部分は60g、皮は40gです。同じ式で、皮つきの重さからすぐ出せます。

皮つきの重さ食べられる部分皮(廃棄)
100g約60g約40g
150g約90g約60g
200g約120g約80g
300g約180g約120g
500g約300g約200g

この表の使いみち

料理に必要な量を決めるときは、可食部の重さが基準です。レシピに「バナナ100g(皮なし)」とあれば、皮つきでは約167gを用意します。栄養の数字はすべて可食部のもので、皮つきの重さに掛けると多く出てしまいます。1本分の出し方はカロリーと糖質にあります。

ほかの果物の廃棄率(成分表)

食品廃棄率
パインアップル(生)45%
バナナ(生)40%
すいか(赤肉種)40%
うんしゅうみかん(じょうのう)20%
りんご(皮なし)15%
ぶどう(皮なし)15%
かき(甘がき)9%
いちご2%

数字は日本食品標準成分表の廃棄率です。この表では、パインアップルの45%が最大で、バナナはすいかと並んで次に大きい40%です。廃棄する部位は、食品によって、皮・種・へたなどと違います。

皮が黒い・カビが出ているとき

皮の状態で迷ったら、黒くなったバナナを見てください。皮の外側が黒くなっても中が食べられることはありますが、判断は皮ではなく果肉・におい・カビ・ぬめりで行います。

皮にまつわる、確かめられなかったこと

輸入バナナの皮に薬剤が残る場合の基準や、皮を食べた場合の影響については、公的な資料を、この編集部では確かめられませんでした。確かめられていないので、「食べても安全」「食べてはいけない」のどちらも書きません。気になる方は、販売元や輸入元に問い合わせるか、保健所・厚生労働省の相談窓口で聞いてください。

よくある聞き方と答え

皮つき1kgから、食べられるのは何gですか。
廃棄率40%なので、約600gです(計算)。皮は約400gになります。
レシピの「バナナ1本」は何gですか。
1本の標準重量を定めた国の資料は、確かめられませんでした。レシピの指定が「皮なし100g」などと重さで書かれていれば、その重さを量って使ってください。

出典(2026年10月31日確認)

  1. 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」食品成分データベース「バナナ 生」(食品番号07107)

数字は上の資料から写し、計算したものは本文に「計算」「目安」と書いています。資料の記載が変わったときは、確認日とあわせて書き直します。